人事評価コンサルティングの基礎知識

急速に働き方改革が進む近年、多くの企業でこれまでの人事評価制度の見直しが求められるようになりました。とはいえ、「どのような人事評価制度を構築すべきかわからない」という人事担当者もいるのではないでしょうか。

そんなときに心強い味方となってくれるのが、「人事評価コンサルティング」です。このページでは、人事評価コンサルティングの主なサービス内容やメリット・デメリット、そして選び方など、人事評価コンサルティングの基礎知識をまとめました。

人事評価制度の目的

人事評価制度は、会社の業績向上や従業員の処遇や配置の決定、人材育成といった目的で導入されます。

評価基準と事業目標を合致させることで、従業員の努力が業績向上に直接つながります。昇給や昇進、配置などの処遇を上司の主観が入らない評価制度で決めれば、従業員は安心して働けます。

人事評価制度を導入する際は、目的を明確にすることが大切です。

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人事評価コンサルティングとは

人事評価コンサルティングとは、企業の人事評価制度の構築や運用サポートなどを行う、アウトソーシングサービスのことを言います。

人事評価コンサルタントが、会社の業績やミッション・バリューなどを考慮し、各会社にとって適切な人事評価制度の骨組みを作成し、提案します。

また、人事評価制度を作成したとしても、その制度が軌道に乗るにはしばらく時間がかかるものです。この間、人事評価制度が会社全体に浸透するよう、二人三脚でサポートしています。

人事評価コンサルティングのサービス内容

現状分析

人事評価コンサルティングで最初に着手するのが、クライアント企業の現行の人事評価制度の分析です。

資料を確認したり、人事担当者からヒアリングを行ったりして情報を集め、さらには定量分析や定性分析なども行って、客観的に現行制度の問題点を洗い出します

人事評価制度設計・構築支援

現状分析で洗い出された問題をもとに、新しい人事評価制度の方針を決め、骨組みを作っていきます。これは、人事評価コンサルティングのメインのサービス内容です。

人事制度の大きな屋台骨となるのが「等級制度(能力・役割をもとにランク付け)」「評価制度(能力や貢献度をもとに評価)」「報酬制度」の3つ。

クライアント企業の理念やビジョン、戦略との整合を取りながら、社員のはたらきに応じた人事評価を行えるようにし、結果として経営・組織課題を解決できるようにします。

人事評価制度運用サポート

人事評価制度を作成し施行したとしても、制度が確立されるまでには一定以上の時間がかかるものです。

人事評価制度を効率よく運用し、社内に浸透するようサポートするのも、人事評価コンサルティングの大切なサービスのひとつです。

主なサポート内容としては、社員説明会を実施したり、評価者側の研修を実施したりなどが挙げられます。

人事評価コンサルタントにかかる費用は? 相場はいくら?

人事評価コンサルタントを含め、コンサルティング料金は幅広い傾向があります。人事評価コンサルタントの場合は、契約期間や契約内容、そして企業の規模によって料金が大きく変わるためです。ただ、コストも大切ですが、高い効果を生むにはコンサルティングを会社の独自性やニーズに合わせた内容にすることがとても重要です。

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人事評価コンサルティングについて

人事評価コンサルティングのメリット・デメリット

人事評価コンサルティングを受けると、人事評価制度の見直しや構築を効率的に進められるようになります。

しかしながら、人事評価コンサルティングはアウトソーシングサービスのひとつであることから、注意するべきところもいくつかあります。

人事評価コンサルティングを受けることを検討する際は、メリット・デメリットを踏まえたうえで議論することが大切です。

人事評価コンサルティングの
メリット・デメリット
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人事評価コンサルティングの選び方

人事評価コンサルティングを提供している会社は数え切れないほどあり、それぞれが得意としている手法が異なります

折角の機会を無駄にしないためにも、人事評価コンサルティングを受ける際は、どの会社のサービスを受けるかを慎重に検討する必要があります。

人事評価コンサルティングの選び方
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人事評価コンサルタント会社の種類とは?

人事評価コンサルタント会社には、大きく分けて5つの種類があります。それぞれに得意領域やサポート範囲などが異なるため、自社に合った人事評価コンサルティングを選ぶことが重要です。それぞれの特徴やサポート内容などをまとめましたので、どのコンサル会社が自社に合うのかよく見極めてください。

人事評価コンサルタント会社の種類とは?
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人事評価コンサルティングを導入する流れ

人事評価コンサルティングを導入するには、導入前に自社の現状を把握・目標を設定します。コンサルティング会社が決まったらコンサルタントがヒアリング・分析を実施し、評価制度案を作成・提案します。導入後モニタリングや評価もあり、改善点が見つかればすぐに対応してもらえますので企業としてはメリットが大きいのではないでしょうか。

人事評価コンサルティングを導入する流れ
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人事評価コンサルタントと社会保険労務士の違い

人事や労務に関するコンサルティングを提供しているのは、人事評価コンサルタントだけではありません。

国家資格である社労士(社会保険労務士)も、「人」に関するさまざまな問題を解決するべく、さまざまなサポートを行っています。

人事評価コンサルタントと社労士には似ているところもありますが、異なるところもあり、それぞれの違いを把握しておくことが大切です。

人事評価コンサルと社労士の違い
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会社のフェーズにあった
人事評価制度を導入するのがカギ!
おすすめの人事評価コンサルティング会社3選

企業の成長段階に合わせた人事評価制度の導入は、組織全体のパフォーマンスを向上させることができます。会社のフェーズごとに適切なコンサルティングサービスを選ぶのがポイント。おすすめのコンサルティング会社を3社ご紹介します。

20名規模の【初期フェーズ】
初めて人事評価制度の導入
を考えている企業向け
日本経営

引用元:日本経営公式HP(https://nkgr.co.jp/)

ここがポイント!
  • 人事評価システム”人事評価ナビゲーター”で評価制度・システム両方を一から構築。
  • 意識調査・満足度調査によって、従業員全員が納得できる評価制度設計が可能。

日本経営公式HP

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50~100名規模【拡大フェーズ】
マネジメント層の主観感情による
評価を見直したい
企業向け
OGSコンサルティング

引用元:OGSコンサルティング公式HP(https://ogs-consulting.co.jp/service/)

ここがポイント!
  • マネジメント層に対する評価制度の理解で、正しく評価ができる組織の土台作り。
  • 非定量的な業務への適切な評価項目の設定で、従業員からの不満を無くす。

OGSコンサルティング公式HP

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300名以上規模【成熟フェーズ】
現行の古い評価制度を改変し
離職率を下げたい企業向け
セレクションアンドバリエーション

引用元:セレクションアンドバリエーション公式HP(https://sele-vari.co.jp/)

ここがポイント!
  • 従業員の成長を促す評価システムと成果に基づいた報酬プランを提案。
  • 社内浸透、外部ステークホルダーや社内の役員層への説明フォローで制度改変の障壁を減らすことができる。

セレクションアンドバリエーション公式HP

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Google検索「人事評価コンサル会社」で検索して10P内に表示されたコンサルティング会社39社をピックアップ(2023年11月20日時点)。公式HPに記載されている情報を元に、下記企業をそれぞれ選定。

※日本経営......「明確な評価基準が定まっていない」という課題に対して 必要な項目は「組織(評価基準)の課題洗い出し」「評価項目の策定」「評価基準の策定」「評価プロセス・スケジュールの策定」「具体的な業績指標(KPI)の設定」「従業員への教育」「各部署、各個人に対しゴール(KGI)の明確化」「KGIまでのプロセスを要素分解」の8つに定義。 その8つの項目を4つ以上満たしている企業の中で、連携しているクラウドの無料トライアルが唯一ある企業

※OGSコンサルティング...「評価者のマネジメントスキルにバラつきがある」という課題に対して必要な項目は「人材マネジメントポリシーの策定」「人事制度ポリシーの策定(人事ポリシー)」 「360度評価制度の追加」「マネジメント層へのスキルアップ研修」「マネジメント層への社内方針を下す研修」「人財要件を軸に、役職の昇降格要件を設定」の6つに定義。 その6つの項目の中から3つ以上公式HPに記載されている企業を選出。 その中で、設計前の基礎知識の講習をマネジメント層へ行ってくれる唯一の企業

※HRBrain コンサルティング......「昇給・昇格基準が明確にできていない(年数や感覚で任用している)」という課題に対して必要な項目は「職種別の等級基準の設計」「等級制度の設計」「報酬体系の策定」 「昇降格ルールの策定」「報酬水準の決定」「キャリアパスのロードマップ作成」の6つに定義。 その6つの項目の中から3つ以上公式HPに記載されている企業を選出。 その中で、「社員説明会の実施」も行っており、なおかつ500名以上の企業の人事制度事例を掲載している企業。

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